区民とつくる地場演劇の会とは?

【あゆみ】

 大田区に住む俳優、江角英明が、地元に伝わる歴史に興味を持って書いた一冊の芝居台本から、「区民とつくる地場演劇の会」はスタートしました。

 仲間さがし、劇場さがしの手探りが偶然大田区の文化振興協会の目にとまり支援を受け、1990年に行われた旗揚げ公演は思いがけず大規模、大成功でした。その後芝居作りの楽しさを知った人たちが集まり、試行錯誤を続けながら24年目になります。

 一般市民と演劇人の共同作業の中で、風通しの良いコミュニケーションと運営にこだわって“素人なのによくやった”の自己満足ではなく、アマチュアとプロが刺激し合って生まれる新鮮な表現、さらに観客にとって魅力ある市民演劇を目指しています。

 巨大都市東京の片隅で、「わが町発見、自分発見」を合言葉に、演劇面の成長や互いの信頼関係を求めてきましたが、2004年に代表江角英明を失い、一時は解散も考えました。しかし幸い、私たちの活動を励まし協力を惜しまない演劇人と、地域に軸足をおく舞台に共感を抱く観客が確実に増えており、その期待に背中を押されて来年も公演を迎えることができます。

【会員】

 おもに大田区に住む人々が現在15名ほど。

 会社員、教師、主婦、契約社員、自治体職員など、20代から70代まで、さまざまな芝居好きが集まっています。

 現在、25周年記念公演「山わろ、消えた」の猛稽古中!!

【公演】(1990-2012年)

 公演数   20回(48ステージ)

         ほかにワークショップ、朗読上演など

 観客総数 12,603名

 客演俳優 松岡文雄 太原健 眞船道朗 鴨川てんし、野間洋子、鶴谷嵐、蝦蟇屋和世 ほか(敬称略

 これまでの公演

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